「おまえ父親になった 自覚あるんか 怒!」
P.38 《パラスとケンタウロス》 サンドロ・ボッティチェリ
欲望のままに行動するケンタウロスを
学問と戦いの女神パラスが余裕で制する
おぉ、何と痛快な絵であることか……
いえ、我が家がこれほどの状態であったとは言いませんが、、、、
よっぽど恵まれた専業主婦以外は、少なからず持ったであろう、この感情。
この本には主婦の怒り・絶望・闇の感情が
名画の登場人物の表情とリンクして、思わず笑っちゃう! 頷く! ため息がでる……
特にその題材が「神話の世界」から来ている場合、
登場人物の素性とか性格が分からないと、絵の意味もぼやけてしまいます。
この本は、その辺の説明が詳しいので、とても楽しめます。