老けたくないなら「AGE」を減らしなさい  5  運動編

P.114 日常生活で食事以外に気をつけたいこと

   ①食後すぐに歩く

   ②酸化ストレスを避ける

   ③お酒を適度に楽しむ

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   糖質を含む食事をすると、15分以内に血糖値が上がります。
   するとインスリンが出て血糖値を下げますが、
   その働きが十分でないと食後血糖値が高い状態が続いて、
   AGEをつくるきっかけとなります。

   ところが、食べてからすぐ歩くと食後高血糖が避けられます。

P.115 理由は、運動の主役となる筋肉のエネルギー源は、糖質です。
   なかでも利用しやすい血糖は、運動時のエネルギー源になってくれます。
   (中略)筋肉の細胞には、血糖を内部に摂りこむ「糖輸送体(GLUT)」があり、
   筋肉に待機しているのは「GLUT4」と呼ばれるタイプ。

   運動で筋肉内のATPというエネルギー物質が消費されると、
   AMPキナーゼという酵素が活性化されます。
   すると、GLUT4が細胞の表面に移動し、
   筋肉内に血糖を摂り入れて血糖値を下げます。

   摂り入れられた糖質はグリコーゲンに変わるのではなく、
   運動のエネルギーとしてどんどん消費されます。

P.116 ウォーキングは食べ終わったらすぐに始めて1回およそ20分、2000歩が目安。
   ゆっくりのんびり歩くより、少し歩幅を広げて早歩きする方が効果的。

P.117 外を歩かなくても、階段を上るようにその場で足踏みするだけでもOK

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