持たないという幸せ 2  薫習(くんじゅう)  真似て学ぶ

P.74 「薫習」とは禅語で、もともとの意味は
   衣服の間にお香をはさんでしまっておくと、そのよい香りが
   衣服に移るという意味です。

   そこから転じて、
   手本となる人(師)の振る舞い方、話し方、動き方等々(一挙手一投足)を
   よく観察して、繰り返し、繰り返しまねていたら、
   いつかそれが心に染み込み、自分のものになるということ

今ふうに言うと、
 <良いメンターを持つ>ということだと思います。

私は自力整体やボイストレーニング、バレエのお陰で
<健康>と<良い姿勢>を手にできたので、
これらの良さを知らない人々のメンターになれたらなぁと思っています。

問題は、
本物(の姿勢や健康)をゲットしようと思ったら、
ある程度の投資(お金と時間、そして熱意!)が必要なことです。
(フツーの人たちは、テレビの情報や無料でできる方法に目が無くて、
気楽にできることしか挑戦しません。)

私だって、現在でもバレエやボイトレの月謝、自力整体の研修や読書費用など、
かなりの投資をしています。
それは先生に対する尊敬であり、身銭を切ってまでゲットしたいワザだから。
(その代わり、医療費は殆ど歯石チェックのみ。)

要は、何にお金と時間を使うか??という決心なのです。
自力整体はファッショナブルな実技ではない上に、
身体のことをよ~~く感じる能力を育てなければなりませんが、
そのご褒美は一生モノです。

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