医者とおかんの「社会毒」研究  その3  電磁波

私個人的な興味としての2番目は「電磁波」です。
P.133 (携帯電話の)長期使用によってグリオーマ(最も一般的な脳腫瘍)の
   発生率が40%増える(IARCの国際共同研究)

   携帯電話のヘビーユーザーは耳下腺・唾液腺の腫瘍を患う可能性が
   約50%も高い(同上)

などの事実が示され、著者の見解は、
   子どもに持たせないようにすることだけは決めています。
   使うのであれば、大人になってからこういうことを理解した上で
   自分の判断で持つべきなのです。

ところがどっこい、子どもにとって携帯電話は、
メッチャ魅力的な魔法物体です。どんなにグズっていても、
それさえ与えられれば、没頭することが出来る、悪魔の囁き・・・・

親にも子にも魅力満載の魔法の箱は、お互いの利益にかなうので、
口では「仕方なく」、実際は「本当に助かる! 携帯電話さま ♥」という感じで
乳児までもがいじくりまわし、楽しむ時代になってしまいました。

こういった情報に触れることがない親のもとで育てば、
携帯を枕元に置いて、夜中でも使いまくることが当たり前になり、
不眠や昼夜逆転、肩凝り、ストレート・ネックなどがはびこるのは当たり前。

私自身は、なくさないようにショルダーバッグにくくりつけているので、
充電を忘れることもあるし、チェックも1日1回程度です。
必要なメールチェックなどはPCで行うので、携帯をなくしたとしても
あんまり困りません。

これ、ホントに気楽です。
ただ、「世の中に携帯由来の様々な症候群がはびこる」ことに対し、
<自分さえ良ければ、高みの見物でイイのかしらん?>と、
悩む良心だけは捨てきれないのが、悩みです。

上部へスクロール