「なぜベトナム人は痩せているのか」 森由香子・著 2013/9

著書の副題は <炭水化物が好きな人のための分食ダイエット>
著者は調理師・管理栄養士・抗加齢指導士だそうです。

肥満に関する考え方が論理的に整理されていて分かり易いです。
だからと言って、諸手を上げてベトナム式に飛び込む気にはなりませんが、
考え方が面白いです。

ベトナム人の食べ方を端的に言うと、
全て軽めに、一日3~5食に分けて食べる(=分食)

う~ム。
こんなに頻繁に食べていては、胃袋が空になる時間がなさそう・・・
つまり、常に消化活動をしていて、胃袋は休む暇がない?

自力整体(東洋医学)では、午前中は水分のみにして、固形物は食べず、
前夜の6時か7時頃、夕食を終えたら、
翌日の昼まで<18時間断食をして、胃腸をクリーンにしましょう>
と、いうように学びました。

私は実際に、この食べ方と整体法&整心法で膝痛を治せたし、
体重が半年で3kgほど減って、心身ともに軽くなりました。
だから、痛みや内臓などにトラブルがあれば、効果的な食べ方だと思います。

ただ、体の使い方も時々変えてみる必要があるのと同じで、
食べ方も、たまには変えてみると良いのかもしれません。

我が家では、私の膝痛が半年で治ってからは、
朝食にヨーグルトや果物が加わり、味噌汁の具も増えました。
それでも太らないし、快適な毎日です。

だから、「胃腸を完璧に(?)空にして、休める」ということは
必要ないのかもしれません。
でも、治す箇所がある場合は、食べることに使うエネルギーを
自己治療の作業に回すべきだと思うのです。

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