「朝2分」ダイエット  大庭史榔・著 2007/2

ショッキングピンクの文庫本・表紙にある言葉、

  「簡単! 気持ちいい! キレイにやせる!」

自力整体など、結構難しい<健康法>を研究している私ですから、
「こんなミーハーな本に興味はないワ!」
と、言いたいところですが、

パラパラとめくって見たところで、「なんか面白いかも……」
という予感がしました。
(時々、こういう予感があって、色々な本を読みます。)
しかも、図書館で見つけた本ですから、買わなくてOK。

そして、「良かった!!」と思います。
(実は直近の旅行中、8日間実践してみて、効果があったと思います。)
コンセプトは、

   日中は、骨盤を締める!

P.118~の説明を拾ってみると、
   胸肋関節(胸骨と肋骨の間の軸となる関節)と、
   
   仙腸関節(仙骨と寛骨を繋ぐ、身体の要の関節)は

   「シーソー」の関係にある。

   つまり、胸肋関節が広がっている時は、仙腸関節は締まり、
   「痩せモード」になって、その上、頭骨まで締まって、頭の働きもアップ。

具体的なやり方は、いたって簡単。
P.113 胸をひらく深呼吸
P.115 背中をひらく深呼吸

   上記の深呼吸を交互に3セット。実際には2分ほど。

う~~ん。こんなもんで痩せるかねぇ??と思いつつ、
起きる前に、やってみると、<起きたて排便>の時間が早く来て、
まあまあイイ感じ。
旅行中は高級な朝食代金を払い済なので、整食法は忘れて結構食べますし、
昼や夜にデザートが出てきます。
それらをバンバン食べていても、殆ど体重増ゼロで帰宅したのです。

とにかく著者が言う理論は正しいと思うので、もう少し実践していこうと思います。
その理論とは、
P.184 外側のゆがみを取れば、中のゆがみも取れる。

   体のバランスがよくなれば、すべてよくなる。

実践法は、
P185 体の形を整えることは、健康生活の第一歩。
   そして、身体の形を整える方向は、皆さんの身近にいくらでもあります。

   自分で骨や筋肉を鍛え、育てる

   これこそが(中略)健康を維持するうえで、とても大切なこと。

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