ソロを忘れたカナリヤ
ふふ……カナリヤだなんて、自惚れに聞こえますが、
ISAS時代の私、＜決して、上手いわけではない＞けれど
歌が好きで好きで、職場コーラスやMusicalで奮闘していました。
殆どが中島みゆき、さだまさしなどのNew MusicやFolksong、
そしてミュージカルの曲をコードピアノで弾き語り。
その後、次男のPTAで知り合った声楽の先生は
本格的なアリアを歌う方で、彼女のコンサートをお手伝いしている内に、
自然に難しいアリアが好きになってしまいました。
（歌う技量は無いのに！）
彼女のCDやマリア・カラスなど、有名な歌手のCDを聴いては
ヘタなピアノのコード伴奏を弾きながら、
昼休み、きぃきぃと何十分も歌っていました。
時を経て、夫婦ともにリタイアしてからは、
自分のミュージカルで挑戦する混声四部と、夫婦で歌うDuetのみに。
ベルカントの発声ができなくても、何人かでソフトに歌えば、
心が癒され、生きていて良かった～と思えます。
最近は、「一人で歌いたい」なんて、微塵も思いません。
「トシをとる」とは、こういうことなの？と訝しみ、
いやいや、これは新しいチャレンジなのよ！と開き直ったり、
将来の変化を楽しみにしています。
