「ヒモトレ」  古関 勲・著 2014/2

書籍の表紙にある副題は

「肩コリからスポーツまで 締めるとカラダは動き出す!」

Running WriterのMIFUYU先生からのご紹介です。
著者は<バランストレーナー>
「緊張と弛緩を含む身体全体のバランスの重要さ」を
多くのトップアスリート達に指導されているそうです。

さて、「ヒモトレ」ってな~に?
私は初めて聞いた言葉です。その理論は、

P.19 (腕や腰に紐を付けて)
   ヒモを強く張らず、かといってユル過ぎて落ちない
   ”いい塩梅”を保とうとすると、

   自然にカラダは、筋肉を緊張させ過ぎない力加減になります。

   その結果、それまで力が入り過ぎて固まっていた筋肉がユルみ、
   また、ユルみ過ぎていた筋肉に必要な張りが生まれ、
   カラダ全体でラクに動けるようになるわけです。

P.26 日本人はもともとヒモを使うのがとても上手だった。
   (中略)帯やたすき掛け、鉢巻きにしても、
   締め過ぎたりユル過ぎたりではかえって動き辛く、
   ”いい塩梅”で締めるというのがミソになります。

   もう一つ見逃せないのは、
   締めたヒモはユルむということです。

   動いているうちにユルんできたヒモを締め直す。
   一見なんでもないことですが、
   この”ユルむ→締め直す”ことで、

   ユルむ = ”いい塩梅”の刺激がなくなった状態から

   締め直す = ”いい塩梅”の刺激がある状態 にすること。

   となって、シャッキリリラックスを取り戻せるのです。

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