眼の体操はアンチ・エイジングの筆頭に登場するので、
色々な本が出ています。
私は以下の中から3つを選んで、適宜指導しています。
①上下運動
あ~がり目、さ~がり目、という感じで
「きちんと天井を見て、それから床を見る」という指導です。
見る対象をちゃんと指示しないと、おざなりになりがちです。
②左右運動
上記同様、「右の壁の方、左の窓の方」などと言って、
対象をちゃんと見てもらいます。
③回転運動
「右~上~左~下」と言いながら、きちんと回してもらいます。
もちろん、反対周りもやります。
④次は、あまり知られていない体操だと思います。
鼻先に左手の人差し指を立てます。(鼻から20cmくらい。ボールペンの長さ)
「老眼の人は、ぼやけて良く見えませんね~。」と誘導し、
一生懸命、近くのモノに焦点を合わせてもらいます。
次にその人差し指の彼方、出来るだけ遠く(可能なら窓の外とか……)を見ます。
遠くのモノを見る筋肉をしっかり使います。
この二つの動きを交互に「人差し指、遠く、人差し指、……」と誘導して
5~6回繰り返します。
誰の著書だったか忘れましたが、眼科医が書かれた「緑内障予防のための体操」として
紹介されていました。