バレエに挑戦する意味

健康法の一つとして、リタイアしてからバレエの勉強を始めました。
むか~し、職場の友人で、とても素敵な人がいて、
彼女がバレエをやっていたからです。

「素敵な人がやっているから」といって、
「私が素敵になる」という保証はゼロでも、やってみるのが私の信条です。
リタイアして、時間が出来たら挑戦しよう!と30年以上、心に秘めていました。

58歳からですから、トウシューズも履けないし、ターンも出来ません。
やってみて初めて分かったことは、
<バレエの基礎レッスンは、とても苦しい>ということです。

エアロビクスやタップダンスのように、リズムに乗って楽しく汗をかくのでなく、
インナーマスルを極限まで使って、脂汗をかきながら、身体を動かすのです。

その練習は、初めはスポーツではなく、謎解きパズルのようです。
「どうやったら引き上げながら下がれるのか??」」
「どうやったら膝を真横に向けられるのか?」
「どうやったら目が回らずに回転できるのか???」

謎だらけの作業を、苦しみながら、工夫しながら続けていると、
ある時、答えが天から降ってきます。
先生からつっつかれて、直されまくって、やっと分かる場合もあります。

遅々としてですが、謎解きの解が分かったときの喜びが、
苦しみを打ち消してくれるようになり、病みつきになりました。

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