母の最期

昨日、母が天に帰っていきました。
私は<魂(霊魂)>の存在を信じているので、
母の魂が
「今生の役目を終えて、充電しに<魂の故郷>に還った」のだと思います。

お疲れさま。「往生する」というのは、大変なことでしたね。
もっと、お母様の望んでいたような<楽な最期>にしてあげたかったけど、
「力及ばず」で御免なさい。

看取りの場として選択した<都筑の老健>は素晴らしいところでした。
でも、「圧迫骨折の痛みを取り除く」ことはできず、
<座っても、寝ても、立っていても辛い>という状態は気の毒でした。

夜中も含め、介護士さんたちは2時間毎の体位交換をしてくださり、
やさしい言葉かけも、食事の内容も勧め方も素晴らしかったけれど、
とてもとても痛そうにしていたことが、辛い思い出です。

「今週あたり危なそう」と言われて、月曜日から姉と交代で
泊まり込みをしていて、覚悟はしていました。
母も「92に近いんだから、トシに不足はないわよ」と言い、
「自分で逝くことは出来ないから…………」というのが口癖でした。

「早く楽になりたいの」という表情を浮かべていましたが、
口に出すことはありませんでした。
それは、見舞ってくれる家族への遠慮とか、礼儀ということ?

それを自分で選択できる時代がくるのか?分かりませんが、
手厚い介護・看護を受けて、全ての身内と最期の挨拶もできて、
幸せな最期だったと思います。

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