興味深い<言葉の定義>が載っているので、書き写します。
P.24 「断食(ファスティング)は、万病を治す妙法である」
そもそもヨガとは、古代インド発祥の心身哲学です。その起源は1万年前に遡る
といわれています。
”ヨーガ”とは古代サンスクリット語で、”つなぐ”という意味です。
何と何をつなぐのでしょう。
それは”宇宙”と”生命”をつなぐのです。
つまり”宇宙”と”人間”とのつながりを体得することです。
自らが宇宙の一部であることを感得したとき、”悟り”を開くのです。
禅も、このヨガの流れを汲みます。
禅では「『大我』と『小我』の合一が悟りである」と教えます。
(中略)宇宙と意識が合体したなら、もはや自我も生死も時空もありません。
それを禅では「無我」といい、仏教では「空」といい、
道教では「道(タオ)」というのでしょう。
そしてキリスト教の「神」(ゴッド)、イスラム教の「アッラー」にも通じるのです。