フード左翼とフード右翼  ②

私のブログ読者の皆さんは、健康志向の方たちだと思います。
では、下記の言葉をどのくらいご存知でしょうか?

ビーガン、マクロビアン、東京ベジフードフェスタ、ミート・フリー・マンデー、

F1種批判、身土不二、ニューエイジ、フラワームーブメント、レメディ、

シュタイナー教育、デトックス、青山ファーマーズ・マーケット、

ローフーディズム、ナチュラル・ハイジーン、スピリチュアル、有機農業

とってもマニアックな……、知っているから健康というわけでもありません。

これらの一般的日本人から乖離した言葉の数々を眺めて、
<食の分断>とは、よくぞ言ってくれました!というのが私の感想です。

以下、私が知らなかった言葉のいくつかをメモします。

ナチュラル・ハイジーン:「健康のために必要な条件を体に与え、

            体を傷つけるようなものを体に与えないことによって

            体の内外環境を清潔に保つ」

スターバックス・ピープル:1ドルでコーヒーが買える時代に、わざわざコーヒーに
             3ドルも4ドルも支払う<生活に余裕がある>人々。

            飲み物としてのコーヒーだけでなく、コーヒーを飲みながら
            過ごす時間、New York Timesなどの新聞を読んだり、
            MacBookやiPadなど、アップル製品でネットのニュースを読んだり
            する時間を大切にするような人々のこと。
            彼らはいわゆる都市リベラルの典型である。(P.56)

クアーズビール・ピープル:都市リベラルと相反する層、つまり地方に住む保守層。
            彼らが好むのは、缶ビールのクアーズビールだという。
            主に農村部に住み、チェックのネルシャツを着てジーンズをはき、
            週末にはアメリカン・フットボールの試合をTV観戦しながら
            ビールを楽しむような人たち。指示する政党は共和党。

上部へスクロール