キナバル山の下り ③

このツアーは「日程も支出も鷹揚」な中高年グループなので、
色々な人の経験や体験を聴く楽しさもありました。

ガイドさんも辛抱強く、落伍者が出ないよう、頑張っていました。
が、体力が尽きた男性が一人、登頂開始後、すぐにGive upとなり、
ポーター一人が付き添ってロッジまで下りていきました。

せっかく大枚を払って来ているのですから、残念そうな表情でしたが、
足が動かないのだから仕方ないです。
「いつか私も、そういう時を迎えるのだよ」と教わっているような

そんな瞬間でした。

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