小笠原先生、ひとりで家で死ねますか? ⑥

これからの在宅医療を支えるもの(システム)

P.186 IT(Information Technology=情報技術)は、最近では

   ICT(Information and Communication Technology)となった。

   双方向のコミュニケーションが入っているところがミソ。
   訪問記録を瞬時に関係者の間で共有することが可能。

  参考(推薦)文献
 1.『在宅医療が日本を変える キュアからケアへのパラダイムチェンジ』
    中野一司・著 2012/12 医療法人ナカノ会刊

   2.『スマホ、タブレットが変える新IT医療革命』
    遠矢純一郎・著 2012/9  アスキー出版

全然知らなかったので、私は未だ読んでいませんが、早速注文します。

P.187 ICTの何が良いのか??

   訪問介護、医師の往診などでネックになるのは移動コストだった。

   しかし2011/3からテレビ電話を使った遠隔診療の取り組みが認められ、

   訪問看護師の現場での丁寧なアセスメントと、

   かつコミュニケーションを深めることで、

   医師・看護師・患者・家族の気持ちがつながれば、
   ICTによる遠隔診療が有用性を増し、

   主治医の訪問は月に1回でもうまくいくでしょう。

この本の出版時は、ICTを使った遠隔診療に診療報酬がついていないそうです。

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