明神岳のヤマホトトギス。
P.35に著者が「最も言いたかったこと」という文章があります。
要するに、途上国側でも、先進国側でも、
「自分にできることを何かしたい」と思っている人が、
たくさん集まることで、その総和として、
「世界を救う行為」が生まれているということです。
詳しくは、この本を読んでいただくのが一番です。私の<推薦図書コーナー>は、
私が自分のために、ネットのなかのメモ帳に書き残し、ついでに、
ブログを読んで下さる皆様にもお裾分けしたい!という目的で書いています。
P.50 以下、著書からの完璧な写しです。
この本では、国連・政府・民間の、それぞれの枠組みには、
それぞれの長所と短所があることを説明していきます。
読まれた方が、こうした情報を読んだ場合、
「あ、じゃ、○○は、ダメな組織なんだ」という短絡的なイメージを
もってしまうことが多いのですが、
それは、本書が伝えたいことではありません。
私たちひとりひとりが、良いところと悪いところを
半分ずつもつ人間である限り、その集合体である「組織」も、
必ず良いところと悪いところがあります。
それぞれの長所と短所を把握した上で、
たくさんある世界の問題を解決しようとする際に、
「この問題に対しては、この組織が良い」または、
「この組織は、ここから改善していくべきだ」などというような
公平な判断ができる人物に育ってくれることだ、本書の願いです。
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このページの赤字の部分で私の心が救済され、世界が少し明るくなりました。
何を隠そう(!?)私は結構チャランポランな人間なので、
見かけによらず、わりと頻繁に<小心な罪悪感>に襲われているのです。
家族を含む、広範な色々な方に対して、
なかなか口に出すまでは行きませんが、結構「申し訳ない」と思っているのです。
閑話休題。
とにかく、こんな素晴らしい活動をされている著者・山本医師みずからが、
「人間、ダメな面があって、当然なんだ!」と認めてくださると、
嬉しくなって、「やっぱり少しは頑張ろう! 恩返しをしなくちゃ!」という
気持ちが湧き立ってきます。
地味な花ですが、良く見ると水滴のような細かい蜜が光っていて神秘的。