理想的な食生活は「感謝」によってつくられる
P.211 外食産業などなかったころ、
私たちは生きていくためにちょうど必要な量だけを食卓に並べ、
そして必ず「いただきます」と唱えて口にしていました。
そして時間をかけて、おいしく味わいながら食べていたわけです。
しかし、外食もあり、何でも食べられるようになった今では、
私たちは必要以上にものを食べ、そしてあまり味わうこともなく
早く食事をすませる人が増えてきたように思います。
P.212 昔ながらの「感謝の気持ち」があれば、
食べ過ぎて残すということはありません。
味わって食べるので、食事に30分はかかるでしょう。
ミトコンドリアを増やす具体的な方法で、もっとも重要なことは、
<普段の生活をどのような気持ちで送るか>ということです。
P.214 「心の枯渇状態」をつくればいい
人生を楽しんでいる人はエネルギーがあるから若く見える……
ように感じますが、じつはそうではありません。
人生を楽しむことによって、心に「エネルギーが足りない」と
感じさせるからこそ、体がエネルギーを作ろうとし、
その結果、若くなるのです。
つまり好奇心をもって、とにかく人生を楽しんでみる。
とにかくその姿勢を忘れないことが肝心です。