スマート・エイジング ③ 食事に関して

<朝食をとらない派 VS 朝食絶対とる派>に関する統計データや

<和食 VS 洋食><パン派 VS ごはん派>に関する統計も既に色々

発表されています。

それぞれの立場(利害関係あり?とさえ思わされる)の人々が、

声高に、それぞれの統計結果を示しています。

が、一般市民は、一方的な意見を鵜呑みにするのでなく、

下記のような記事に触れることが必要だと、私は思います。

P.184 普段、朝食でコメのごはんを食べている子ども(152名)と

   パンを食べている子ども(51名)の知能指数の平均値に

   有意差があった。

たったこれだけのサンプル数で、よく言いますねぇ、と溜息がでます。

が、その次のページで、

   「欧米人は知能指数が低い?」という見出しで、

   欧米の一般的なパンは<日本の食パン>とは、似て非なるもの。

と、断定しています。

P.185 海外旅行によく行かれる方はご存知と思いますが、

   日本の食パンと同じようなもちもちふわふわの美味しいパンは

   海外では決して食べることも見ることもできません。

この記述に関しては、私は「嘘っぱち~~!」と叫ばねばなりません。

アメリカ、カナダ、ヨーロッパなど、どこでも

主流は硬いバゲットや全粒粉で焼いたクッペなど、重たいパンですが、

同じくらい、フワフワの食パンも売られています。

ホテルのビュッフェ朝食を見ていると、

欧米人もフワフワ食パンをトーストして、バターをこってり塗り、

その上に甘いジャムを載せています。、

著者はこの美味しい(口当たりの良い)食パンが

    子どもの発達には仇になると考えています。 多くの研究が

    示すとおり、子どもの発達のためには、

   食後急激に血糖値が上がり、そして消化も早く、

     血糖値が急激に下がる食べ物は良くない」

   ことが示されています

つまり和食派だって、白米か玄米か?、

牛丼や鰻重、お寿司が多いのか、出来合いの漬物とおにぎりなのか、

食材や調理法の質を考えたら、軽々しい結論は言えません。

ま、私個人的には、「ふわふわ食パンは良くない」(らしい)と
言及してくださったことは、良い!と思います。

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