翌朝、予定通り、人の良さそうなタクシードライバーが現れました。
タクシー料金では<やばい話>を色々きいていたので、
「昨日、Malpensaまで
100ユーロくらいで行くと言われたけど大丈夫でしょうね?」
と、確認した途端、運転手の顔色が変わり、
「とんでもない! ここから200ユーロ近くかかるんだ!」とのこと。
そこで、昨日のフロントマンに、
「貴方だって100ユーロくらいと言ったでしょ?」と言うと、
「100ユーロ以上はかかるよ」と言ったそうな。
普段温厚な夫ですが、このときは「約束が違う!」と、大抗議。
大体、日本だったら(もし旅行者に親切なホテルだったら)、
「100ユーロ以上で、上限は分らんよ」という答えはあり得ません。
「普通は○○ユーロ。どんなに渋滞したって、△△ユーロ。
だから、この範囲で交渉するとイイですよ。」という筈。
ま、この運転手さんに落ち度は無いわけだから、とにかく出発。
結局185ユーロのメーター請求で、その通り支払いました。
運ちゃんは、降車の際の一悶着を回避できた安堵感からか、
5ユーロを「気の毒だから割引だよ」と返してくれました。
ま、この辺が「イタリア的」なんだ~、と勉強させられました。
後から考えると、ホテルまでの迎車料金もあるはずなので、
メッチャクチャにボラレたということでもなさそうです。
この辺が「語学力」「経験」の壁なのでしょう。
レガッタの練習をしている若者。他にもたくさんのボートが。