というわけで一念発起、片付けを始めたら、
別の問題があることも分りました。それが、
P.27 「本当の<もったいない>に気づきましょう」
不要な物を捨てずに持っていたとしても、
それは、物が本来果たすべき役目を果たさず、眠っている状態。
デッドストックです。命を与えられ生まれたはずなのに、
その命を生かせず死蔵されている状況こそ、
本当の「もったいない」ではないでしょうか。
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私は一応、「健康オタク」ですから、
ちょいと変わった健康グッズを色々持っています。
その中で、一番「場所取り」で使う当てのなかったものが
浴槽に沈めるタイプの「気泡風呂装置」です。
結構高価だったし、買ったときは大喜びで頻繁に使っていました。
ところが、温泉の大浴場のように広い場所なら気にならない<音の大きさ>が、
家庭の狭い浴室では結構うるさくて、<ゆったりのんびり>できないのです。
そのため、だんだん使わなくなって、棚に死蔵。
最後に使ったのは、孫達をお風呂で遊ばせた数年前なのです。
これは「健康オタクの女性なら、一度は使ってみたいモノ」の筈なので、
知り合いのバザーに出すことにしました。1000~3000円なら、
買って、使ってみて、飽きたらまたバザーに出せば良いのです。
その装置も、死蔵されているよりは、実際に使用される方が幸せでしょう。
極めつけは、
P.28 人が暮らす場所と心の有りようは、密接なかかわりを持っています。
必要のない物に囲まれた部屋でくらせば、
心の中にも必要のない感情や疲れが溜まっていくのです。