P.120 添加物を多量にとってしまう食品 → お菓子
私たちは必要な食事からではなく、嗜好品として気楽に食べているお菓子から
非常に多くの添加物をとってしまっているようです。
P.121 若い女性や高齢者はご飯代わりに好きなお菓子を食べ、
若い男性は小腹がすいた時に、また、食後のデザートにとか。
(中略)例えば<うにせんべい>の原材料名を読み上げてみると、
コメ、油、うにペースト、醤油、砂糖。それ以外の添加物は
デンプン、うに調味液(デキストリン、うにシーズニング)、発酵調味料、
たんぱく質酵素分解物、加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤、
(オリザノール、ビタミンE)、着色料(カロテノイド、紅こうじ、クチナシ)、
香料、香辛料という記載です。驚くほどたくさんの添加物です。
(中略)商品開発や食品加工技術は大したものです。けれどその生産のためには
たくさんの添加物を駆使する必要があるとなりますと、消費者も
それなりの覚悟でお菓子を購入しなければなりません。
P.148 カフェインの功罪
……(疲労感をとりたい、何とか早く元気になりたい時)、多くの人は
ドラッグストアに駆けつけ、健康ドリンク剤をのみますが、
ほとんどの健康ドリンク剤にはたっぷりのカフェインが入っています。
(お茶やコーヒーからでも)カフェインをとると中枢神経が興奮し、
一時的ですが精神機能が活発となり、眠気や疲労感を除き、思考を良くし、
頑張れそうな気分にさせられます。
なので、我が母のように、「元気になりた~~い!!」と言って
高目のドリンク剤を<有難がって飲む>のは愚の骨頂。
ったく、「鰯の頭も信心からね~」と思ってみています。
でも、親が受験生の小学生にまで、このようなドリンク剤を与えている図は
悲しくなります。カフェインは大量にとると、不安になったり、
逆に気が抜けて虚脱感に襲われたり、夜眠れなくなったりすることがあるそうです。