支出を費目別に記帳し、
月ごと、または年ごとの食費、住居費、被服費、教育費などを
しっかり把握するという「婦人之友式考え方」は
今の私にしっかり根付いています。
実際、結婚して20年くらいは、きっちりつけ通し、
夜遅くまで、1円の狂いもないよう、計算機と戦っていました。
そのうち、パソコンという便利物が登場し、
エクセルで表を作っておけば、
記帳するだけで、縦横の収支が自動的に計算される!という時代に。
母は記帳するだけで、長期計画を考えていた形跡はありません。
でも、「毎年家計簿を購入し、記帳する」という後姿は
娘の私にしっかりと焼きついたのでした。