お、出て来ました! 最近、「ぐっすり眠る技術」の番組で聴いた「筋弛緩法」
正確には<漸進的筋弛緩法>といって、文部科学省のウエブサイトでも
やり方が紹介されているそうです。
P.70 90年ほど前にアメリカ人医師Dr. Edmund Jacobsonが開発した
古典的Relaxation Method。
筋肉を完全にリラックスさせるために緊張と弛緩を繰り返す方法。
P.71 力を抜こうとしても、普通は自分が力んでいることにも気づかないものです。
そこで逆に一度力んで筋肉を緊張させてから、パッと力を抜くと
弛緩した状態がどういうものかがわかるようになります。
それを繰り返すと自然に力が抜けるようになるのです。
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具体的なやり方は、
P.71 ターゲットとする部位に息を吸いながら10秒間くらい力を入れてから、
息を吐きながら一気に脱力させて15~20秒ほど腹式呼吸を行って弛緩させる。
最初に力を入れ過ぎると緊張が取れにくくなりますから
全力の60~70%の力み具合にセーブするのがポイントです。
本来ならば両手から爪先まで全身を順番に緊張→弛緩→緊張→弛緩……と
繰り返していくそうですが、それだと時間がかかり過ぎます。
力みやすい人は腹式呼吸に焦点を絞って、
肩と首だけを筋弛緩法で緩めて準備しておきましょう。