P.56 仰向けになって上体を起こすSit upのように負荷が大きい運動では
力持ちのアウターマッスルが優先的に働く仕組みになっている。
それに対して内腹斜筋と腹横筋は力が弱いインナーマッスルなので、
Sit upのような負荷の大きい腹筋運動では出番があまりありません。
(中略)腹直筋は体幹を曲げたり、伸ばしたりする働きがメインであり、
外腹斜筋は身体をひねったり、あるいは横に傾けたりするのが仕事。
お腹を凹ますには、
お腹から声を出す腹式呼吸で
コルセット効果の高い腹横筋を鍛えるのが近道なのです。
P.58 具体的なトレーニング法は、
①仰向けで腹式呼吸の感覚をつかむ
②仰向けでお腹に少し重たい本を載せて、5秒でお腹を持ち上げ、5秒で下げる
③上記と同じで、5秒で上げ、10秒で下げる
④立って、お腹に手を置いて行う(オフィスや外出先で手軽に行う)
ここで大発見! 私が知らなかっただけかもしれませんが、
P.59に
お腹を膨らませるといっても、
お臍から下の下腹まで膨らんでしまうのはNG。
それではお腹全体から力が抜けてしまいます。
腹式呼吸で息を吸う時は、
お臍から上の部分を膨らませるようにしてください。
うぅ~~~む・・・・
今まで私の下腹があまり凹まなかったのは、そのせいか???
とにかく明日から気を取り直して、努力あるのみ!
最終的な目標は、
P.61 仰向けに寝て、辞書や写真集など少し重たい本をお腹に載せ、
鼻から息を吸ってお腹が膨らみ、本が上がる。
そして口から口笛を吹くように「フゥー」と強めに吐いてお腹が凹むと
本が下がる。
本をのせることで、その重みが負荷となり、
横隔膜や腹横筋にトレーニング効果を発揮してくれます。
ここで、欲張りな私は「ならば、うぅ~んと重たい本を使えば?」と
思ってしまうのですが、
P.63 無理に大きい負荷をかけると、
腹直筋などの力自慢のアウターマッスルがでしゃばってきますから、
本やレンガくらいの重みが適切なのです。
時間を意識して、5秒で吸ってお腹を膨らまして本を上げ、
5秒間かけて口から息を吐いてお腹を凹ませて本を下げます。
これを3セットから始めて5セットを目標にやってみましょう。