P.51 腹筋という名前の筋肉はなく、腹筋とはお腹まわりにある
腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、そして腹横筋の4種の総称です。
腹直筋はお腹の前面を縦に走っている筋肉。
とても長いため、腱によって途中で区切られているため、
これをトレーニングすると、腱で仕切られてお腹が割れてきます。
P.52 外腹斜筋と内腹斜筋はわき腹にあり、交叉するように斜めに走っています。
カラダを捻るときには左右の外腹斜筋と内腹斜筋が連携して働いています。
最後の腹横筋は腹筋でいちばん深いところを走っています。
(中略)腹筋では、腹直筋と外腹斜筋がアウターマッスルであり、
腹横筋と内腹斜筋がインナーマッスルです。
腹式呼吸 = 腹横筋が収縮して腹腔が狭くなる = 腹横筋が鍛えられる
腹横筋は腹筋の中で唯一、腹巻のようにお腹をぐるりと巻いています。
腹横筋はお腹の前面からお腹を包むように後ろに伸び、
背中側で筋膜という丈夫な膜と一体化してお腹をぐるりと一周しているのです。