「10歳若返る! 話し方のレッスン」(魚住りえ・著 2016/5)がお薦め!
ミュー研メンバーは全員、通して読んで欲しいですが、
取りあえず、理論的裏付けと、毎日やるべきトレーニングだけ抜粋します。
P.73 詳しくみてみると筋肉は、
遅筋線維と速筋線維という2種類の線維をブレンドしたものです。
遅筋は赤く見えることから赤筋、
速筋は白っぽく見えることから白筋とも呼ばれています。
アウターマッスルもインナーマッスルも遅筋と速筋からなりますが、
力が強いアウターマッスルには速筋が多めであり、
力が弱いインナーマッスルには遅筋が多めに含まれているという特徴があります。
そう、表題の「赤身チキン」は鳥肉ではなく、「赤く見える遅筋」なのでした!
速筋の方が力持ちであり、遅筋は力が弱くても持久力に優れています。
呼吸で働く腹横筋のように、休まないで働き続けるインナーマッスルには
持久力に優れた遅筋が多く入っていないと持たないのです。
ここからが一番大切な点です。
遅筋と速筋を比べると、遅筋の方が脂肪を燃やしやすいという特徴があります。
脂肪をエネルギーとして代謝するときには酸素が必要ですが、
遅筋が赤く見えるのは筋肉内に酸素を貯蔵するミオグロビンという
色素が多いためなのです。
という訳で、正しい発声練習をすることがお腹周りの脂肪を撃退して、
さらに「豊かな声を出せるのだ」ということを理解してから本題に入りましょう。