最近250円で買ったGardening pick。赤いトサカが綺麗。
「夜だけ美容断食」 宮本洋子・著 2013/11
リタイアするまで、私は「常に山女・時々ミュージカル」と自負、
日焼け・シミ・皺は「山女の勲章」と思っていました。
で、UVケアもせず、ファンデーションなんて、
「何、それ?」という感じでした。
が、この数年(リタイア後)、ミュージカル研究会を立ち上げ、
本格的なホールを借りて自主公演をするまでになったので、
というか、
「コマさん、化粧なしじゃ、伝えるものが減るわよ」とか、
「お客さんに失礼よ」とか言われると、
「う~~ん、そうかぁ……」と、納得。
シブシブと化粧品の研究を始めています。
で、なるべく「何もしない(楽)で、健康に良い」というスタンスの
化粧法を探していて上記の本にめぐり合いました。
以下、本分より
P.106 UV下地(クリーム)はつけない。
「スキンケアは、化粧水、クリームをつけて、(中略)あとは
パウダーファンデーションをササッとぬって、
日中外出するときは帽子をかぶります。」
P.107 上記の理由:
(紫外線の害について、様々なメディアで喧伝されているので)
あたかも、紫外線は悪玉で、UVカット化粧品は
悪玉をやっつける善玉、のような扱いですが、実は
UVカットもかなりの悪玉なのです。
そもそも下地や乳液には、多量の界面活性剤が入っていて、
バリアを壊し、肌を乾燥させます。
また、紫外線を防ぐ成分として、紫外線吸収剤が入ったものは
紫外線を吸収しながら化学変化をおこして放散するため、
肌にかなり負担がかかります。
吸収剤より肌への刺激が少ない成分として、
紫外線散乱剤が入ったものがあります。
こちらは紫外線を跳ね返す成分、酸化チタンや酸化亜鉛などの
金属の粉が配合され、皮膚の表面で紫外線を散乱させます。
金属が入っているので、やはり多少は肌に負担を与えます。
P.108 私が危険だと思うのは、美白ブームの影響か、今は、
乳液、クリームなどのスキンケアから、化粧下地、
ファンデーション……あらゆるものに
日焼け止めが配合されているということです。
無意識のうちに何重にも日焼け止めをぬって、
肌に多大な負担をかけている可能性があります。
こうなると、紫外線を浴びるよりも、むしろ肌には害があります。
(中略:諸々の理由で)
UVカットするなら、乳液や化粧品下地ではなく、
素肌に直接つけないファンデーションがベター。
というのが、著者の結論です。