母が現在の老健に住み始めて9カ月。
面会に行く度に「3月3日の雛祭りには、マンションの祝賀会で
コーラスのステージに立ちましょうね」などと励ましてきました。
が、実際のところは、どんどん食欲が落ち、体重が減り続け、
生きる意欲がなくなってきています。
相変わらず、自分の意見は言わず、娘たちにも遠慮して、
「みんなに迷惑はかけて悪いわね。」と、
殊勝にしているのが、気の毒で、いじらしいほどです。
「自分のことより、他人を気遣うことが出来る」性質は、
こういう時、「身を助ける」のだ……と思います。
けれど、それは精神的に癒されるだけで、
本人の体の痛みは、私がどんなに優しい言葉かけをしても治りません。
リハビリを見学していると、
若い介護士さんたちは、根気よく、励まし続けてくれていますが、
筋肉がなくなっている母には「つかまりスクワット」は難しく、
苦痛に顔を歪めていました。
背骨・圧迫骨折の痛みもあるのだから、
せめて、それが治ってからでも?と提案したのですが、
やらないでいると、アッという間に<寝たきり>になってしまうから、
「本人が苦痛でも、やらなきゃいけない」のだそうです。
確かに…………そうですが、私がそうなったときは…………
どうしたら良いのか??
自力整体をやりながら、気持ちよく、全身を動かし、
巡りをよくする実技をしていますが、
もっと筋トレが必要では?と思い、私なりに増やしています。
明日はその結果をお伝えしましょう。