病気を治す飲水療法  バトマンゲリジ・著 

自力整体の矢上先生からご紹介があり、ナビ仲間の間で評判の本。
イラン人の内科医が政治犯として投獄され、獄内での治療経験と、
アメリカ移住後の研究で分かったことの紹介です。

やり方は超シンプル。超安価ですから、どうぞお試しを!
もちろん私も始めています。
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P.258 バトマンゲリジ博士の飲水法

   ・水の飲み方:毎食30分前にグラス1杯、2時間半後にグラス1杯飲む。
          慣れてきたらグラス2杯、飲んだ方がよい。

   ・個人別1日に飲む水の必要量:体重の30分の1リットル以上飲む。
      (例:体重45kgなら1日に飲む水の量は1.5リットル)

   ・注意:飲水法を行ってよいのは腎機能が正常に働いている人。
       飲水法と同時に、天然塩を必要量とることを心がけること。
       (水2リットルにつき、約3g)

   問い合わせ先:Global Health Solutions
       8472 A Tyco Rd., Vienna, VA 22182, USA
        www.watercure.com
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260ページの分厚い本で、医学的解説が多くて、
全部読むのはかなりの努力を要しますが、個人的に要点を抜粋すると、

P.50 1.体は老化とともに水不足に陥る。

   2.ヒスタミンの生産と、それに従属する水制御因子が発動しすぎ、
     体の各部にアレルギー、喘息、慢性の痛みを起こすなら、
     それは渇きの信号(体が水不足の危機にさらされている合図)と
     解釈すべきである。

     (中略)(医療界は)「水不足の信号」を重い合併症と解釈し、
     複雑な方法で治療しはじめる。水だけで症状が和らぐところを、
     投薬や、危険をはらむ手術を強要するようになる。

P.51 慢性の水不足が人体に被害をもたらす可能性に留意することが
   医師と患者両方の責任である。これらの慢性の痛みには、
   胃痛、リウマチ関節痛、アンギナ(歩行中や休息時にも起きる心臓痛)、
   片頭痛や長引く頭痛、腸炎の痛みとそれに関係する便秘が含まれる。

腰痛に関してはP.86で<特殊な体操をする必要>があるそうです。
youtube でチェックすると動画が出ます。
How to Deal With Back Pain and Rheumatoid Joint Pain: Fereydoon …
https://www.amazon.com/Deal-Back-Pain…Joint/dp/0962994200

   Based on years of detailed study of the human anatomy and
   the science of physiology, Dr. Batmanghelidj has devised
   a new exercise approach for the successful hydration of
   the disc core, the retraction of the displaced discs, …

気になるのは、映像に表れる施術者とか人物が、いかにもアメリカンな
でっぷりしたオジサンで、「飲水法はダイエットに効く」んじゃないのぉ??
と、疑念が湧いてしまう点です。

いずれにしても、著者の論点を信じれば、飲水法は
現在の私の右肩痛に効くのかも?と思えるので、実験を始めています。
(上記慢性痛は、長年のラケット競技のやり過ぎ+3年前の右手首骨折のせい?
  と、想像しています。)

今までも起床時に200ccは飲んでいましたが、夜8時の入浴前に300ccを足し、
3回の食事の前に250ccずつ? (←これ、結構忘れがち!)

上記お薦め量に従うと、体重約50kgの私は1.7リットルくらいで、足りませんが、
今までの数倍にはなります。
3ケ月くらい試して、結果が良ければご報告しましょう。
(または特別に興味がある方は、メールでお問い合わせください。)

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