以下、「血管を強くする歩き方」木津直昭&稲島司 2014/8という本からのメモです。
この本のコンセプトは、
「長生きしたけりゃ、早歩きをして、血管を強くしよう!」ですが、
方法論として、
「血管を強くするためには、姿勢良く、骨盤の位置を正しくして歩こう!」
「そのためには、パワーハウス筋の強化が必要だ!!」
P.125 パワーハウス筋とは:
体の中心部、胸腔の下部から骨盤の下に走っている4つの筋肉、
具体的には<腹横筋、横隔膜、多裂筋、骨盤底筋群>で構成される。
ウエストラインからお尻の下部にかけて、台形のコルセットのように存在。
パワーハウス筋に力が入ると、抗重力筋を使った状態になるので、
骨盤アーチで両脚からの力が背骨に集まり、真っ直ぐ上に向かわせることができ、
カラダに負担のかからない正しい姿勢がとれる。
「姿勢を良くするためには、どうすれば良いの?」という質問に対し、
1.関節の位置を正しく積み重ねる。(あるべき場所に)
2.鳩尾を上げる(お臍と鳩尾の距離を広げる)
3.肩甲骨を内側に寄せる
4.お尻の穴を真下に向ける
5.肛門を百会方向に引っ張り上げる
などなど等等、表現は千差万別、数限りなくあって、
ある意味、お下品な排泄系の言葉を使うほど、分かりやすい……
という特徴があります。
例えば、
6.うんち我慢姿勢
7.おしっこ、おなら我慢姿勢 ・・・・・
「美しい動きを追求する人たちの口から、
そんな美しくない言葉(表現)が使われるのは許せない」という声もありますが、
理解するためには、奇麗事は棚に置いて、
必死であれやこれや模索しているのが踊り手たちです。
いえ、本物のバレリーナなら、とっくに体に染み込んでいる姿勢つくりを
初心者に教える場合が大変!なのだそうです。