小食への道

少し古い本ですが、

  「空腹」をチャンスに変える ナグモ式食べ方革命  2012/9

著者・南雲吉則医師の薦める「一日一快食」は難しいかもしれませんが、
選択肢がいくつか示されています。

勘所は、
<食べたい気持ちを我慢して、延命や痩身を目指す>ではなく、

P.36 明るいうちは胃を休める
というコンセプトで、
「腹六分」とか、「毎食一汁一菜にする」など。
お腹がグ~と鳴るほど、本当に空腹だったら、
いつでもおやつ(ナッツや玄米おにぎりなど)をつまむことが出来る。

そして目指すのは、

P.48 ①夕食は好きなものを心ゆくまで味わい、すぐ眠る
   ②朝も昼もゴボウ茶などの水分ですませる
   ③空腹でお腹が鳴ったら低糖質のおやつを少量つまむ

上記三箇条だけ見ると、「あ~、こりゃ駄目だ!」と思われる方が多いでしょう。
自力整体ナビゲータは、
自分の嗜好・生活習慣を、一旦忘れて、外から俯瞰し、
面白そう!と思えたことに挑戦してみる勇気があります。

何故なら、「新しいことは、一定期間続けてみて、体調をチェックし、
      さらに続けるか、元に戻すか? いつでも見直しが出来る」のですから。

師匠の矢上先生も、「興味があれば、やってごらん」という感じで、
ご自分がやってみて「良かった」食べ方を紹介されるのです。

10年以上前、私が膝痛に悩んで、治したくてたまらなかった時期は、
単食法(朝食抜きで、昼は炭水化物、その他の食物は夜に、と分けて食べる)
その後、糖質制限とか、空腹睡眠法とかいろいろ提案されました。

私自身は、その都度、挑戦してみて、行きつ戻りつしています。
身体が重いと感じるときは、結構減らします。
排泄の量も考えながら、減らし過ぎだなぁと思ったら玄米を増やします。
師匠と違って、私は甘いものや果物が好きですから毎日食べています。

<がんじがらめ>ではなく、
<臨機応変><自由自在><イイ加減>がお薦めです。

  

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