著者の夫君・三浦朱門氏の場合は、
①転びやすくなった ②近い過去のことを覚えていられない
程度のことしか記述がなく、
P.50 ゲラを読む私(=著者)の傍らで、時事的な問題を扱った
新刊書を読んでいる夫は、この時間ほど落ち着いていることはない
ところをみると、たぶん
「彼らしい、いい人生の時間」を過ごしているのである。
P.51 夜8時半になると、朱門に睡眠薬と新しく汲んできた水を渡す。
薬を早く渡して本当は解放されたいのだが、
「少なくとも8時を過ぎてから飲んでください」ということが守れない。
受け取ったらすぐに飲むから、明け方前に眠りが切れるらしい。
だからどうしても8時半までは薬を渡せない。
この薬は「夜間セデーション」なのか? 私には分かりませんが、
薬一発で、8時半から朝まで眠ってくれるなら、介護はかなり楽勝です。
私の母の場合は、寝たきりになってからは、褥瘡ができないように、
「ぐっすり寝ていても、介護士さんが起こして体位交換」が必要でした。
そのようにならないためには、どんな体操やケアが必要なのか?
色々な情報が欲しい!と切実に思います。