「価値観の変換」について、もう少し触れておきましょう。
P.17 「損をしている自分を認識する」
例えば毎日コンビニで150円を払って買っていた商品があると仮定します。
たまたま100m先の100円均一の店で同じ商品を見つけたら、どう感じるでしょう。
(中略)多くの人の思考の流れは、
「100円で買えるものを150円も払って買っていた。損をした自分が許せない。」
↓
「損をしない(得をする)ように、これからは100円均一の店で買おう」
P.18(中略)人の価値観は流動的で、そのときの状況や気分により容易に変わるもの。
その変化を意識して気持ちの持ち方を変えることにより、
ストレスなく、生活習慣を変えることができるのです。
「得をした」という感情は、「得をしたから、今回は○○をしてもいい」
というふうに自分を甘やかすことにつながり、
生活習慣を変えるきっかけにはなりにくいものです。
しかし、「損をする」ことは「繰り返したくない」行為であり、
この感情が生活習慣の改善を継続させる大きな原動力になります。