フランス式1分膣トレ  ベルジェロン容子・著  2019/7

日本人は、「膣トレ」という言葉を聞いたとたんに、反射的に
なんかイヤラシイことを思い浮かべるらしいです。
私は解剖学的な骨盤底筋群とか、健康を保つため筋トレを思い浮かべる
ので、フツーの日本人じゃないらしいです。

いずれにしても、この本はなかなか良くできていると思います。
説明に説得力があるし、「毎回1分で済むトレーニング」は、私好み。
スマホで本と同じ写真を見られて、
QRコードで音声ガイドまで聴けるのも新鮮!

では、どんな内容か?というと、
P.4 フランスでは産後、産婦人科医が「膣トレ」の処方箋を出し、
   ほぼ100%が膣トレをします。
   産後に限らず医師の処方箋があれば、国民健康保険で受けられます。
   (中略)その必要性について多くの人が
   「女性であるために不可欠なこと」ととらえています。

P.110の「おわりに」を読むと、著者がこの本の出版を思い立った理由は、

   2012年にフランスで出産後、2019年に久しぶりに日本に一時帰国を
   したとき、テレビをみて一番驚いたのは
   <尿もれパッド>のCMが登場していたこと。
   しかも<生理用パッドのCMより多く見かけたこと>

   美魔女風の美しい親友が、ランニングにハマっていて、
   「尿もれするので、生理用パッドをつけて走っている」と聞いたこと

P.111 自分(著者)の場合は、フランスで「膣トレ」を習ったお陰で、
   尿もれはおろか、産後太りもなく、女らしい素敵な体型と、健康を
   享受できているので、
   日本でも「フランス式膣トレ」を普段の生活の中に取り入れることで、
   たくさんの女性が輝きをとりもどせるお手伝いをしたい

なのだそうです。
おぉ、なんと素晴らしい心意気!
良かれ!と思うことや、やって良かったことを、高額な施術院を開くのでなく、
書物やネットで指導してくれることは、本当に有り難いです。

その受け売りを、自力整体の教室で実践し、好評でした。
具体的には、明日以降、お伝えしましょう。

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