バレエ・クリニック 3

足裏を鍛えて しっかり立つ

P.67 足底筋は、踵の骨(踵骨)の前方からゆびの付け根までの
   ごく短い部分を動かすもの。つまり足の裏のアーチを高くしたり、
   足を床にぴったりつけたりする時に動く筋肉です。

   足指の先を曲げたり広げたりする動作では働きません。
   ですから、足ゆびでタオルをたぐり寄せたり、
   ビー玉をつかんだりするエクササイズでは足底筋を強化できません。

P.68 足底筋を鍛えるには、その筋肉のみを意識した運動が必要。

   (中略)ただ床に立つだけで足底筋が鍛えられる方法もあります。
   それは、足指の腹を床にしっかりとつけること。

   ゆび先が白くなるくらい、根元を床に押し付けて立ちましょう。
   ゆびを決して丸めないよう、気をつけて。

   これらの運動のコツは、理解力と集中力です。
   「足底筋を動かしているぞ」と実感しながら、
   他の無関係な部分(下腿のふくらはぎの筋肉)は休ませておくよう、
   意識を集中させる。

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