著者は水毒によって引き起こされる症状を色々紹介しています。
たとえば、眩暈、花粉症(アレルギー性鼻炎や喘息なども含む)、
胃の部分の水分が過剰になると頭痛や吐き気、自律神経失調症、
冷え、生理不順、流産癖、子宮内膜症、腰痛、膝痛・・・・と、下がってきます。
以下、この本の主題(著者の見解)です。(P.53~)
「膝の痛みの本質は、大腿四頭筋を始めとする筋肉が弱り、
関節部分を支えきれなくなるため、関節の軟骨が削られ、
その削り屑を溶かす酵素が、血流が悪いために滑膜を刺激し、
炎症を起こしたもの」
ここでP.22にもどり、「ひざの痛みをもとから治す」方法を見ます。
変形性ひざ関節症をよくするためには、3段階のステップで考える。
1.関節部分の血流をよくする。
2.磨り減った軟骨を再生する。
3.関節の筋肉を鍛える。
具体的には、
1-1 足をよく揉む。またはアンヨのグーチョキパーのような、筋肉強化運動。
青竹踏みや健康サンダルなどで、足裏を刺激。
1-2 冷えをとる(温める・炎症をとる)
1-3 むくみ(過剰水分)をとる。
P.34 むくみ(過剰水分)は、食べ物と深く関係しています。
もち米を食べるとテキメンに悪くなります。数分を経ずして喉が渇き、
水分が欲しくなります。(中略)
普段食べている粳米には無い何かが、もち米にはあります。
オシッコの出が抑えられるのです。
作用機序は分かりません。しかし経験的に、少量でも悪くなった例を
随分とたくさん見聞きしております。
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というわけで、
まぁ、理由ははっきり言えないけれど
膝が痛い場合は、もち米を絶ってみれば?というお勧めです。
かく言う私、「お赤飯やお持ちなんか、滅多に食べないわ。」と思いました。
ところが、もち米加工食品となると、結構食べています。
夕食後にワインやお酒を飲みながら
南部せんべい、黒豆せんべい、たまには大福とか・・・・・・・
そして<柿の種>までもち米製品だと言われると、結構食べています。
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著者の結論:
嗜好品ですから、もち米加工食品を絶つのは禁煙と同じく辛いと思います。
だから、期限を決めて「もち米断ち」をすればよいのです。
一か月間の完全なもち米断ちをすれば、たいていの方はハッキリとその効用に
気がつきます。
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ということで、私が実践した結果をお知らせできればよいのですが、
大好きな上記2種のお煎餅を断つことができません。
そうこうするうち、私の膝通は別の方法で治ってしまったのです。
じゃあ何故、こんなに長々と紹介してきたのか?
「体内のむくみ成分が、膝痛を助長すること。
湿度の低い地域へ旅行すると、一時的に膝痛は治ってしまい、
帰国すると再発する」という話をよく聞くからです。
膝痛でお悩みの方は、どうぞ試してみてください。
危険はないし、お金はかからないし(むしろ浮く?)、ダイエットにもなります。