ひざを閉じれば腰痛・肩こりはよくなる! 片平悦子・著 2014/3

これまでに何度かとりあげた片平悦子さんの著書。
ちょっと古いですが、良いことがたくさん書いてあります。

P.17 その腰痛は腰のせい?
   その肩こりは肩のせい?
   その変形性膝関節症はひざのせい?

   (中略)そうならざるを得ないような身体の使い方をし続けた、
   自分のせいです。(中略)あなたは気づいていなかっただけ

身体の不調に悩む人の多くが、
「痛みや不調は、たまたま運悪く、自分の身体に何かが起こった」
と考えているか、「私は生まれつき身体が弱いのよ」と主張し、
「貴女は特別強靭で良かったわね」とまで言う人も!

著者は、そういう人々に
「重心から姿勢を正せば、不調を解決できる」と論じます。
その切り口が「膝を閉じなさい」の一言です。

P.33 床に座るとき横座りになる
   椅子に座るとき脚を組む
   椅子に座るとき脚を開く

ねんざをして、きちんと治さないまま外くるぶしと内くるぶしの間が
動かなくなると、尋常ではない冷えを感じる方が多いそうです。

上記ページに登場するような姿勢は、
P.44 一度もねんざしてないのに、
   ねんざの状態をわざわざ自分で作っているようなもの

P.45 (中略)足の状態はいつも悪く、
   歳を追うごとに冷えや体調不良がきつく感じられるように

なので、著者の結論は
   座るときは、膝を閉じましょう。
   (=脚を組まないで!)

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