これまでに何度かとりあげた片平悦子さんの著書。
ちょっと古いですが、良いことがたくさん書いてあります。
P.17 その腰痛は腰のせい?
その肩こりは肩のせい?
その変形性膝関節症はひざのせい?
(中略)そうならざるを得ないような身体の使い方をし続けた、
自分のせいです。(中略)あなたは気づいていなかっただけ
身体の不調に悩む人の多くが、
「痛みや不調は、たまたま運悪く、自分の身体に何かが起こった」
と考えているか、「私は生まれつき身体が弱いのよ」と主張し、
「貴女は特別強靭で良かったわね」とまで言う人も!
著者は、そういう人々に
「重心から姿勢を正せば、不調を解決できる」と論じます。
その切り口が「膝を閉じなさい」の一言です。
P.33 床に座るとき横座りになる
椅子に座るとき脚を組む
椅子に座るとき脚を開く
ねんざをして、きちんと治さないまま外くるぶしと内くるぶしの間が
動かなくなると、尋常ではない冷えを感じる方が多いそうです。
上記ページに登場するような姿勢は、
P.44 一度もねんざしてないのに、
ねんざの状態をわざわざ自分で作っているようなもの
P.45 (中略)足の状態はいつも悪く、
歳を追うごとに冷えや体調不良がきつく感じられるように
なので、著者の結論は
座るときは、膝を閉じましょう。
(=脚を組まないで!)