「103歳になって …… 」 ⑤

P.87に私を奮い立たせる言葉があります。

   1+1が10になる生き方

   人は、用だけを済ませて生きていると、真実を見落としてしまいます。

   真実は皮膜の間にある、という近松門左衛門の言葉のように、

   求めているところにはありません。しかしどこかにあります。

   雑談や衝動買いなど、

   無駄なことを無駄だと思わないほうがいいと思っています。

   無駄にこそ、次のなにかが兆しています。用を足しているときは、

   目的を遂行することに気をとられていますから、

   兆しには気がつかないものです。

そうそう、だから、私は無駄な時間を大切にしたいのに、
夫は「無駄が大嫌いな人」なので、<無駄な衝突>が多いのが悩みです。

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