以下、パワーハウス筋を構成する筋肉の定義です。
P.130 横隔膜:肺や心臓の下部に存在するドーム型の膜状の筋肉。
胴体を肺や心臓のある胸部と腸や胃がある腹部に分けている。
呼吸により上下に動き、息を吐いたときに上がる。
多裂筋:脊椎を構成している椎骨をつないでいる筋肉。
背骨のS字カーブを保つ。脊柱の大きな動きが生じたとき、
腰や背中を傷めないよう衝撃を吸収するなど、運動を微調整。
背筋が伸びた状態で腰の骨が安定したときに使われる。
骨盤底筋群:尿道括約筋、球海綿体筋、肛門挙筋、外肛門括約筋などの総称。
体幹の最も下部にあり、骨盤や内臓を下から支えている。
この筋肉群がゆるむと、骨盤の位置がずれたり、
内臓を支えきれなかったり、尿もれを起こす。