「老いに克つ百寿の生き方」 ① 白澤卓二・著

白澤医師の本は何冊も読み、ブログで紹介もしてきました。
基本的なことは変わらないけれど、
いつも何か新鮮な、受け取るものがあります。

P.80 著者がその父上から学ばれたこと、そして心に刻んでいること。
  
  私は、晩年をより良く生きることとは、

  自信の肉体と精神の若さ、可能性を引き出すことであると共に、

  その智恵を伝承することだ、と考えています。

  よい伝承は、次の世代に、よりよい生を

  プレゼントすることができるのです。

  私はご長寿の方の多くに、次の世代に伝えたいことはありませんか、

  それは伝えましたか、と問い、

  そのためにいま、できることは何かを提案し続けています。

  人に対する思いは、「よりよい生」という願いの中で変わりません。

  これが、父から私が学んだことでしょうか。

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