太田成男・著 2010/9
副題は、<ミトコンドリアを増やして健康になる>
2010年の本ですから、最新情報というわけではないのですが、
これほど長く、ミトコンドリアは研究対象であり、
健康のキーワードだったようです。
P.4 食事によって取り込んだエネルギーの原料を使い切る能力、
エネルギーをつくる能力こそが、
「体を若くする機能」の正体なのです。
そしてこのエネルギーを生み出している場所は<ミトコンドリア>
なのです。
P.6 体を若くする機能のキーワードは、
「活性酸素」と「ミトコンドリア」のふたつです。
ミトコンドリアがエネルギーをつくる工場だとしたら、
活性酸素はエネルギーをつくる際に出てしまう有害な排水
もしくは排煙のようなもの。
P.7 同じミトコンドリアでも、効率よくエネルギーをつくりながら
しかも活性酸素をあまり出さない「質の良いミトコンドリア」と、
その逆の「質の悪いミトコンドリア」がある。
その質の良し悪しは、私たちの生活習慣によって
よくも悪くも変化し、それが老化のスピードを決定するのです。
では、どうすれば良いのか?
ひと言で言うならば、
「体にエネルギーを必要としていることをわからせる」
具体的には、
1.「マグロトレーニング」をすること。
2.背すじをのばすこと。
3.寒さを感じること。
4.空腹になること。
大きく分ければこの4つしかありません。