昨日のガステリア、根元の方の様子です。
さて、小山内医師の提唱ですが、
基本は西式健康法から来ているそうです。
この本に説得力があるのは、
数ある「西式の教え」の中から、
ごくシンプルで、非常に効果のある方法のみを提唱し、
実際に統計をとられて、医学的立証をされているからだと思います。
手案その1.副腎を強くするために、発育期に冷水浴をさせよう!
P.25 副腎は腎臓の上にある小さな臓器で、
暑さ寒さといった刺激(ストレス)にさらされることによって
活性化し、副腎皮質ホルモンをよく分泌します。
子供のときから寒さにさらされて成長すれば、副腎がよく働き
ホルモンの分泌は十分で、アレルギーになりにくく、
風邪もひきにくいということになります。
皮膚に炎症が起きても、副腎皮質ホルモンが抑えてくれるので、
それほどひといことにはなりません。
昔の子供たちは、暑さも寒さも自然のままに育ったので、
副腎はいやでも鍛えられ、少々のことでは
ビクともしないからだに育ったのです。
確かに、私の子供時代を思い起こすと、
冷房は皆無。暖房は、家では掘り炬燵と火鉢。学校はストーブでした。
放課後は大阪湾の汚い水でしたが、海で泳いだり、
川を遡っていって滝から飛び降りたり、六甲山に登ったり、
かなりの野生児でした。
冷暖房が無かったことが、今の健康にかなり影響しているようです。
でも、現代の子供に昔の生活を無理強いすることはできません。
そこで小山内医師が薦めるのが「冷水浴」です。
朝晩、水浴びをする! それだけのことです。
実は、私も昔からの習慣で、今も入浴後は水浴びをしています。
十分温まった体のままでは気分が悪い?ので、水で一気に冷やします。
すると気持ちが良いのです。
しかし、しかし。朝は……入浴後の温もりはないので、
「ちょいとな~」と思いつつ、昨日から水浴びをしています。
まだ9月ですから寒くはないし、快適です。
こんなことで、子供も大人も風邪を引かなくなるのなら、
「本当に、みんな、やれば良いのにね。」
と思って、散歩仲間に薦めると、
「コマさ~ん、そんな身の毛のよだつようなこと言わないでヨ!
真夏だって、真水じゃなくて、ぬるま湯をあびてるんだから!!」
ということで、フツーの人には結構勇気が要るらしいのです。
だから風邪引きがなくならないのか…… 残念なことです。