「与命」 ②

P.38 人生は渓流からはじまり川を流れ、そうして死の海へと走る。

   川には他人も流れている。自分も流れている。

   一緒に流れていると自分の姿がわからない。

   ときどき”よどみ”に入って、横から眺めたり、岸にあがってみると、

   どんなふうに自分が流れているか、やっとわかります。

   そして、この先どんなふうに流れようかと思いをめぐらせることができます

   いわば、人生の作戦の練り直し。

   人生には、そうした時間や環境が、いくつのときも必要です。

 (中略)人間だけが、いのちに限りがあると知っているから、生き方を変えられる。

   日々の生活の習慣を見直し、人生の作戦を練り直すことを
   
   いくつになっても絶えず行うことができるのです。

   その考えを行動に移すことで、

   いのちに魂が吹き込まれ

   いのちはかけがえのない、あなたという存在になって輝く

   それが、生きがい。

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