書籍の表紙にある副題は
「肩コリからスポーツまで 締めるとカラダは動き出す!」
Running WriterのMIFUYU先生からのご紹介です。
著者は<バランストレーナー>
「緊張と弛緩を含む身体全体のバランスの重要さ」を
多くのトップアスリート達に指導されているそうです。
さて、「ヒモトレ」ってな~に?
私は初めて聞いた言葉です。その理論は、
P.19 (腕や腰に紐を付けて)
ヒモを強く張らず、かといってユル過ぎて落ちない
”いい塩梅”を保とうとすると、
自然にカラダは、筋肉を緊張させ過ぎない力加減になります。
その結果、それまで力が入り過ぎて固まっていた筋肉がユルみ、
また、ユルみ過ぎていた筋肉に必要な張りが生まれ、
カラダ全体でラクに動けるようになるわけです。
P.26 日本人はもともとヒモを使うのがとても上手だった。
(中略)帯やたすき掛け、鉢巻きにしても、
締め過ぎたりユル過ぎたりではかえって動き辛く、
”いい塩梅”で締めるというのがミソになります。
もう一つ見逃せないのは、
締めたヒモはユルむということです。
動いているうちにユルんできたヒモを締め直す。
一見なんでもないことですが、
この”ユルむ→締め直す”ことで、
ユルむ = ”いい塩梅”の刺激がなくなった状態から
締め直す = ”いい塩梅”の刺激がある状態 にすること。
となって、シャッキリリラックスを取り戻せるのです。