KoMarian CATs ⑦

さ~て、物語はいよいよ中盤です。
美しい四季を過ごした子猫たちは、もの心がついて、
冒険の旅に出ようとします。

6曲目は私の三男が、中学の合唱大会で歌った曲。
ISASの合唱部は何となく衰退していき、
私は<中島みゆき>調の曲ばかり歌っていたのですが、
この曲により、混声三部に目覚めます。

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第三部:<大人の世界へ>

Narrator:二度目の春、子ネコのトニーが何かを予感して歌います。

Song 6 春に     
        谷川俊太郎・作詞/木下牧子・作曲

   この気持ちは何だろう? この気持ちは何だろう? 
   目に見えないエネルギーの流れが 
   大地から足の裏を伝わって

   この気持ちは何だろう? この気持ちは何だろう? 
   僕の腹へ 胸へ そうして喉へ 声にならない叫びとなって
   こみあげる この気持ちは 何だろう??

   枝の先の膨らんだ 新芽が心をつつく  
   喜びだ しかし悲しみでもある 
   苛立ちだ しかも安らぎがある  
   憧れだ そして怒りが 隠れている

   心のダムに堰き止められ 淀み、渦巻き、せめぎ合い 
   今、溢れようとする
   この気持ちは何だろう? この気持ちは何だろう? 

   あの空の、あの青に 手を浸したい
   未だ会ったことのない全ての人と 
   会ってみたい 話してみたい 
   明日と明後日が一度に来るとイイ

   地平線の彼方へと 歩き続けたい 
   この草の上でじっとしていたい
   声にならない 叫びとなって こみあげる  
   この気持ちは何だろう???

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