ボクササイズは色々なジムで体験が人気メニューです。
私も何度か体験しましたが、今一つ合わない気がしていました。
理由は「ボクシングは戦いなので、美的には動かない」からです。
対戦相手の顔面やこめかみを狙ってパンチを繰り出すのですから
肩を引いて、さらに腰も回し、腹筋全開でエネルギー炸裂!
若い女性が背中に玉のような汗を浮かべて白い肌がピンクに
染まって動いている様子は、女の私でも
「色っぽくてイイわねぇ」と、ため息が出ます。
彼女に汗をかくコツを聞いたら
「鏡の中の自分の顔面めがけて(目標を見定めて)
パンチすること」だそうです。
私の好きなバレエは、どんな時でも体幹(軸)を真っ直ぐに伸ばし、
指先まで美しさを意識して動くので、目標(目的)が違う?
ですが、ボクシングの動きをエクササイズとしてリズミカルに
動くことは、体幹トレーニングになることは確かです。
今井一彰医師のyoutubeでも登場します。
私のやり方は、
①Weaving(こめかみをプロテクトしながらスクワットのように上下する)
②ストレートパンチ(身体を捻って肘を引いてから繰り出す)
③フック&アパー(横からこめかみ、下から顎をパンチ)
④パンチング(顔の上部にあるパンチングボールを両手で打ち続ける)
この中では④が一番疲れます。何しろ重たい振袖を顎の近くに持ち上げ、
細かいパンチを間断なく繰り出しながら、足もジタバタするのですから。
でも、爽快な汗と、全身トレーニングになることは確実です。