昨日、「孫たちとの共同作業を楽しむことは諦めている」と
書きました。でも今年は、一計を案じ、成功しました。
それは、食事をしながら、全員が、一言でも良いから
「今年、一番楽しかったことを発表する」ことです。
子供たちは、最初、とても嫌がって、「なんでぇ??」と抗議したり、
親に代弁を頼んだり、なんとかこれを回避しようとしていましたが、
最終的には、一言は言えました。
それはそれで、悪くはないですが、
もっと良いことが起こりました。
この試みは、大人(私と夫、嫁の両親)には大受けだったのです。
今年は3月に長男Family4人と、それぞれの両親の総勢8人で、
嫁の父方の由緒あるお墓を見学に行き、菩提寺で曼荼羅を拝見し、
先祖のルーツを知り、高知の名所を巡り歩けたことが最高だった……
など、親たちは感慨深く思いだし、良い経験ができたことに感謝し、
来年の夢も考えたりできたのです。
弁論大会でなくても、自分の思いを的確に表現し、人に伝えることは
快感ですし、必要なことです。ミュージカルの脚本ほどでなくても、
自分が使う言葉の意味、伝えたい内容を吟味する技術は
人生を豊かにしてくれると、信じています。