ミュージカル研究会は歌やバレエが好きなアマチュアの集団です。
しかも構成メンバーは85歳が二人、80歳が二人、団塊世代が5人。
え~っ? じゃあ上の写真に写っている美女は??
というと、彼女は演出総合監督の牛頭奈織美先生です。
https://www.youtube.com/channel/UCLUANxAEsfLNbZn4MRP3Veg
この若く美しく才能あふれる先生と知り合ったのは
シニアの学び場、ズバリ、長原の「マナビバ」でした。
ミュー研の友人M子さんの一声、
「長原にミュージカルダンスの教室ができたんですってよ。」を聞いて、
私はその日のうちに、事務所に電話して、ミュージカルの日程を確認。
翌日には会員になっていました。
私は「なんか良さそ~」という鼻というか、第6感は結構冴えています。
自分自身は歌も踊りも「抜群」からは程遠いのですが、
良さそうな人を引っ張って来るのは得意です。
マナビバのミュージカルダンスのクラスに出席しながら
早速自己紹介して、翌週にはミュー研の講師をお願いし、
首尾よくみていただけることになりました。
当初の私の目論見は、高齢故に動きが悪いメンバーのために
「効果的な練習や振り付けをお願いしたい」でした。
ところがレッスンが始まってみると、「演技とは何ぞや」から始まり、
コンタクトの取り方、気持ちの伝え方など・・・・・奥の深いこと!!!
そして一番助かるのは、「高齢故に我儘」になりつつあるメンバーの希望を
上手に交通整理してくださり、全員が楽しく参加できるようになったこと。
夫の存命中は、彼も結構頑固なので私の意見と食い違い、
頻繁に大喧嘩をしていました。ミュー研の話し合いの中でも、色々あります。
例えば、「シナリオの意図は、○▲◇◎だから勝手に台詞を変えないで下さい」
と言ったって、「だって私は、こっちの方がイイと思うから・・・・・」と言って、
絶対に折れてくれないメンバーも存在。
そんなとき、牛頭先生は「H子さんは、▲◇◎〇のように感じるんですね。」
「でも、ここは全体のテーマを主張する大事な場面だから、脚本通りに」
などと、本人が嫌な思いをしないように気遣いつつ、しっかり舵取り。
演劇は素人の高齢者集団で、我儘いっぱいのバレリーナが3人もいる我が会が
楽しく活動できているのは、牛頭先生の熱意と才能のお陰なのです。
本当に大感謝!です。