p.62 (著者の感覚では)
「しなやかさ」とは「強さと柔らかさが共存していること」
強い芯でも融通の利かない頑固な芯ではなく「しなる」ことが
できること。
ただ柔らかいだけで惰性に流れやすい状態ではなく、
広がりながらまとまる能力、縮む力と戻る力を備えた伸びる能力
があること。
この強さと柔らかさが共存するしなやかさを生むためには、
体幹の筋肉がまんべんなく動く必要があります。
p.64 「体がつながっている状態」とは、次の三つのすべてが
そろっている時のことをさします。
感覚として:自分の身体が末端から末端まで知覚できている状態
構造として:アライメントが整っている状態
機能として:動員される筋肉に偏りが少なくバランスが整っていて
神経が通っている状態
これらの条件がそろうことで、身体は思ったとおりに動いてくれます。
とても専門的な解説が続くので、この辺にしておきますが、
興味がわいた方は、是非、直接本をご覧ください。
動けない悩みがある方なら、何かと得るものがあると思います。