昨日に引き続き、今日も本間医師の本で、
切り口は「アトピー性皮膚炎」に関してです。
p.4 かゆみなどのアレルギー反応を引きおこす物質がヒスタミン。
ヒスタミンを分解しにくい人は、体内にヒスタミンが
有り余っている状態で、かゆみをはじめとした
アレルギー症状が出やすい。
一方で、ヒスタミンが脳内に働くと興奮物質になり、
好奇心旺盛で頭の回転が速いスマート因子として働く
p.5 アトピーになりやすいヒスタミンタイプの人は、
本来記憶力が高く頭の回転が速いなど、
脳機能のアドバンテージが高いのです。
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p.102 アトピーは体内で起きている火事です。
その火の粉が皮膚に飛んで、皮膚でも火事が起きている状態。
その火事の火消しをしてくれるのが、コルチゾールであり、
ステロイドの外用薬や抗アレルギー剤です。
(中略)火事の火元である火種をなくさなければ、火事は
収まることはありません。何かのきっかけでまた火事は
起きてしまうでしょう。
(中略)では、火種となるものはなにか。それが毒素です。
毒素はヒスタミンを法す津するマスト細胞を刺激します。
毒素があれば、火に油を注ぐようなもの。
p.103 ボヤが大火事になってしまうのです。
アトピーは皮膚の病気ではありません。だからこそ、
体の毒素を減らしていきましょう。
体の毒素には大まかにいって次の3つが挙げられます。
①カビ毒(マイコトキシン)
②重金属(アトピーの場合は、とくに水銀)
③化学物質(住環境や農薬)
以降は、いつものように、毒素を入れない食生活・化学物質を避ける環境、
入ってしまった毒素を排出する努力(入浴、汗をかく運動、食物繊維)と、
ストレスを避けることなど。